ランの種子(無胚乳種子)と春菊種子の大きさ比較。
ラン種子の大きさは約100ミクロン前後。
この種子を土壌に撒いても発芽しない!
有機農法の堆肥を入れて土壌微生物多様な菌が活性している土壌では・・・絶対に発芽することはない!
自然農法のリンゴの畑の土壌でも発芽はしない。
生息している菌の問題である。

この種子は、ラン菌の援助が無ければ・・・エネルギーを(胚乳)を持たないから発芽できない。
エネルギーを生産しラン種子のそれを供給出来る菌と・・・ランは共生して生き続けてきた。
この共生菌を日本再生循環緑化研究所が新発見した。


ラン菌についての先行知見は・・・リゾクトニア菌とされてきた。
しかし、日本再生循環緑化研究所 宇井 清太のこの実証試験で、木材腐朽菌が「ラン菌」になれる菌であることが証明された。
新発見した菌を使用してCymbidiumが発芽した貴重な世界初の試験である。


木材腐朽菌によってランの無胚乳種子が発芽した世界初の実証写真である。

生物の世界は「実証」こそ真実である。

  胚乳を具備しない種子が、何処から発芽に必要なエネルギーを調達したのか???・
  この謎を木材腐朽菌が行なっていることを証明した世界初の実証である。


この試験で、ラン菌が「木材腐朽菌」であることを証明した。
木材腐朽菌の種類は60000種類あると言われる。
子嚢菌門の木材腐朽菌類似の菌を合わせると30万種類も地球には生息しているともいわれる。
この中からラン菌を見つけ出すのは、砂浜で真珠を探すようなものである。

そして・・・実際にランの種子が発芽するかどうかを検証しなければならない。
そういうことで、大学、博物館・・・などでお研究は進んでいない。
実証栽培が出来る人がいないからである。
遺伝子解析なら出来るが・・・・・
ラン種子
春菊種子
供試材料
  日本再生循環緑化研究所 宇井 清太発見 ラン菌(木材腐朽菌)
  菌従属植物  ラン科 Cymbidium  種子
  培養土 ペレポスト 2号ゴールド  日本再生循環緑化研究所開発培養土。

  試験年月日 
    2006年から2007年9月

  試験方法
    ペレポスト2号ゴールドのCymbidium種子を播種
    Cymbidium 大株をペレポストで植えた鉢の株元に種子を播種

  
ラン菌(木材腐朽菌)抗生による菌従属植物 ラン無胚種子の発芽試験


    (木材腐朽菌が枯れ葉から発芽エネルギーを
   産生する実証試験)
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